ネットパトロールを自動化!ページ更新を通知するサービスを紹介
インターネット上では日々、さまざまな情報が公開されており、違法や有害な内容に該当するケースも多くあります。放置しておくことは健全かつ安全なインターネット利用の妨げになったり、企業の法的リスクを高めることから、随時、パトロールが行われています。
今回は、ネットパトロールの概要や、特に企業が自社のリスクを回避するために行う手段、より効率的に実施する方法をご紹介します。
1.ネットパトロールとは?
ネットパトロールとは、企業の広告表現チェック、インターネット上の違法・有害なサイトや掲示板への書き込み、ブログやSNSなどの投稿をチェックして、パトロール(巡視)することを指します。
●ネットパトロールの主な目的と対象
ネットパトロールには、さまざまな目的と対象があります。
一般的には、警察や各都道府県、文部科学省などが、国民を守るために、児童ポルノや援助交際、自殺ほう助などの勧誘、わいせつ物の頒布、違法薬物の売買、フィッシング詐欺などを減らすために、SNSや掲示板、ブログなどをチェックする活動を指します。
また、民間企業が自社の法的リスクを回避するために、ネットパトロールを行うことも多くあります。
例えば、アフィリエイト広告を利用している企業は、広告主として薬機法などに触れる表現が記載されているブログ記事やSNS投稿などの広告表示チェックは欠かせません。万が一、法律違反に該当する場合には、広告主が責任を負う必要があるためです。
●ネットパトロールの必要性
企業のネットパトロールは法的違反リスクを回避するために必要不可欠です。リスクの高い記事が公開されていることを知らなかったり、見落としていたりすることがあれば、大きな損害を被ることにもなりかねません。
2.ネットパトロールの方法
企業がネットパトロールを行う方法としては、次の方法があります。それぞれメリットとデメリットを確認しておきましょう。
●目視チェック
自社の従業員がブラウザからWebサイトを開き、目視で問題のある投稿や内容をチェックして見つける方法です。
メリット:特に道具やスキルも不要で、誰でもすぐに始められます。複数人で対応できればより安心です。
デメリット:工数と手間が大幅にかかります。また限られた時間の中でパトロールしたいすべてのWebサイトを見切れないリスクや見落としのリスクがあります。
●更新チェックツール利用
パトロールしたいWebサイトをあらかじめ登録しておき、機械的に更新をチェックしてくれるツールを利用する方法です。
メリット:更新があるたびにお知らせしてくれ、そのお知らせを受けてからリスクのある箇所だけチェックしに行けば良いので、大きくチェック作業の工数とリソースを削減できます。
指定のキーワードを登録しておけば、そのキーワードが投稿されたときに検知してくれるので、リスク回避のためのリサーチに向いています。機械的にチェックするため見落としリスクも回避できます。
デメリット:更新チェックツールは機能や信頼性によって導入費用は異なりますが、導入コストを要することがあります。有料ツールは、その利便性や大幅に削減される工数から、コスト回収は容易ともいえます。
●ネットパトロール代行会社への依頼
ネットパトロール代行サービスを依頼する方法です。
メリット:ネットパトロールのプロが行うため、迅速かつ漏れなく精度の高い結果を得ることができます。自社の従業員が稼働することがないため、業務負荷とリソースの削減を実現します。
デメリット:依頼費用がかかります。依頼先にもよりますが、一般的には自社でツール導入して行ったほうが安価に済みます。
よって代行サービスはコストをかけてでも迅速かつ正確な情報収集が必要なケースでの単発利用が一般的でしょう。
3.Webサイトモニタリングツールがネットパトロールに向いている理由とは?
更新チェックツールの中でも、メール通知を受けられるWebサイトモニタリングツールは、ネットパトロールに向いているといえます。
●Webサイトモニタリングツールとは?
Webサイトモニタリングツールとは、更新を確認したいWebサイトのURLを登録しておくと、自動で更新をチェックし、更新があるたびに知らせてくれるツールです。
ツールによっては、リスクのあるキーワードを登録しておくと、そのキーワードを含む記事が公開、投稿されるたびに自動で検知してくれます。
例えばアフィリエイトサイトに記事が新しく投稿されたら通知を受けられるため、問題がないかをその都度パトロールできます。またあらかじめ登録しておいた法律に触れるリスクのあるキーワードが、記事に含まれていれば検知し、知らせてくれるので、迅速に対応を取ることができます。
●Webサイトモニタリングツールがネットパトロールに向いている理由
Webサイトモニタリングツールは、次の理由からネットパトロールに最適なツールといえます。
・自動通知が受けられる
更新やキーワード検知のたびにメールで通知を受けられるため、検知された箇所だけチェックすればよく、手動でWebサイトを網羅的にチェックするのと比べて大幅に工数が削減できます。
・膨大なURLを登録できる
Webサイトモニタリングツールの一つ、キーウォーカーの「CERVN(サーブン)」は、最大30,000URLを登録できるので、目視よりもパトロールの範囲を大幅に広げられます。その分、リスク回避も強化できます。
・禁止ワードを登録できる
例えばアフィリエイトサイトに対して薬機法に違反する可能性の高い使用禁止キーワードをあらかじめ登録しておくことで、見落とすことなく発見できます。
・コストパフォーマンスが良いため継続利用しやすい
目視チェックや代行サービスよりもコストパフォーマンスが高いことから、継続的に利用してネットパトロールの仕組みを社内に定着させやすいといえます。定期的に、ツールでネットパトロールを自動化しておけば、リスクの高い内容や表現に対応できる体制を整えられます。
4.まとめ
ネットパトロールは、警察や民間企業などがインターネット上において違法やトラブル、犯罪などのリスクを回避するために欠かせない取り組みです。
特に自社の法律違反リスクのあるアフィリエイト記事や投稿のネットパトロールは、多くの企業に重要視されています。
「CERVN」では、15分間隔でWebモニタリングの時間設定ができるので、素早く更新情報を検知できます。また前回取得した画面と今回取得した画面の変更内容(差分)を表示し、わかりやすく更新箇所を知ることができます。検知の範囲指定もできるので、効率的にネットパトロールが可能です。
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