補助金の情報収集をタイムリーに行う方法とは？手動で行っている人必見

１．補助金情報の収集項目と課題は？

補助金とは、国の政策目標に基づき、企業の取り組みをサポートするために行われている、国や自治体から企業に資金の一部を給付する制度です。人気のある補助金には「事業再構築補助金」「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」等があり、これらの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。管轄の省庁や、対象となる自治体、条件などは補助金ごと決められており、開始時期や締め切りなどもそれぞれ異なります。

補助金といっても、自社が求める内容と一致する必要があります。そのため、補助金を利用したいと思っている場合は、情報収集が欠かせません。

補助金情報の収集項目として、例えば、次のことが必要になってきます。

【補助金情報の収集項目】
種類（補助金・助成金など）、地域、実施機関、募集期間・スケジュール、趣旨・目的、対象事業者、対象経費、審査項目、申請方法、提出書類など

補助金のほかにも助成金と呼ばれる制度もあり、目的や支給の意図が変わってきます。また、募集の地域や期間、目的、中小企業限定など、対象事業者も補助金事業によって異なってくるので、自社の希望に合ったものを見つける必要があります。

しかし、これらの情報収集には課題があります。

補助金の募集は、毎年行われているものでも年1回が一般的ですし、募集期間は平均1ヶ月程度と限られています。また、複数の補助金情報をタイムリーにキャッチしたいのにも関わらず、補助金検索サイトだけではスケジュール把握が困難で、手動でのチェックは手間と工数がかかりすぎます。なかなか理想的な補助金情報の収集にたどり着いていないのが現状ではないでしょうか。

２．補助金情報を効率的に収集する方法

次は、補助金情報を収集する方法をご紹介します。やり方によって費用や手間が異なるため、自社にあった方法を検討してみてください。

●ツールを利用して情報収集を自動化する

一つ目は、情報収集の自動化です。今やあらゆる業務をシステムやツールで自動化できる時代となり、Web上の情報収集も手軽に効率化できるツールが生まれています。ただ情報を拾ってくるだけでなく、タイムリーに必要な情報の更新を受け取ることができるツールなら、補助金情報の収集に最適です。

例えば、Webモニタリング自動化ツールは、収集したいWebサイトのURLを登録しておけば、自動で更新をチェックし、もし更新があればメールで通知してくれる便利なツールです。これを利用すれば、手動検索の手間が省ける上に、タイムリーに情報を受け取ることが可能になるでしょう。

●専門家に相談する

税理士や社労士、中小企業診断士などが、経営支援の一環として補助金や助成金についてサポートしてくれるケースが増えてきています。すでに契約している顧問税理士がいる企業も多いかと思いますので、使えそうな補助金を相談してみてもいいでしょう。ただし、全ての税理士や社労士がそういったサポートを提供しているわけではありませんので、対応しているか、受けたい補助金について詳しいかどうか、という点はしっかり確認しておきましょう。

●補助金のコンサルタントに依頼する

補助金を専門としているコンサルタントへの依頼も有効です。補助金を専門としているため、前述の税理士や中小企業診断士といった専門家よりも詳しく、カバー範囲も広いことがメリットです。また、事前に希望する補助金を伝えておくと、マッチする補助金があった時にコンサルタントが案内してくれるサービスもあります。個別で調査し、コンサルティングも合わせて受けられるサービスもあるので、補助金に関してあまり知識がないという場合にも良いでしょう。一方で、コンサルタントに依頼する場合は高額な費用がかかるケースが多いです。補助金は必ず採択されるわけではありませんので、支給に至らなかった場合はお金だけがかかってしまうこともあります。

●補助金のポータルサイトで検索する

誰でも無料で調べる方法としては、やはりインターネットでの検索があります。補助金情報を扱っているポータルサイトとして、経済産業省・中小企業庁が管轄している中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポPlus」や、中小企業ビジネス支援サイト「J-Net21」などがあります。これらのサイトなら条件で絞り込むことができるため、気軽に検索してすぐに自社に合った補助金を簡単に見つけることができます。しかし、こういったサイトで検索する場合、毎回検索しないと補助金を探すことができないため、調べたときには募集期間が終了してしまっていたり、新着の補助金を見落としてしまう、調べるのに時間がかかってしまうといったデメリットもあります。

３．Webモニタリング自動化ツールでできること

先にご紹介したWebモニタリング自動化ツールは、補助金情報を効率的に取得するのに最もおすすめの方法です。Webモニタリング自動化ツール「CERVN（サーブン）」を例に挙げ、詳しくできることをご紹介します。

●自動通知でタイムリーに補助金情報を受け取ることができる

CERVNでは、モニタリングをしたいWebサイトを最大30,000URLまで登録でき、補助金情報が公開されるWebサイトを登録すれば、更新を自動通知で知ることができます。メールで更新のお知らせを受け取ることで、即座に新着情報のチェックが可能です。
これにより、補助金情報の収集の大きな課題であった「タイムリーに取得して即座に申請するかどうかを検討したい」という点を解決できます。

●Webサイトの更新箇所が一目でわかる

更新されたWebサイトは、ツール上でどこが更新されたのかが一目でわかるようになっています。Webサイト上での目視確認においても工数や手間の削減につながるため、補助金情報の収集作業を効率化できます。

●キーワード設定で必要な情報を自動取得できる

希望のキーワードも指定できるので、自社にとって必要な補助金の情報を指定して受け取ることができます。例えば製造業であれば、「製造業」というキーワードを指定しておけば、目的の補助金情報を取得しやすくなるでしょう。

４．まとめ

補助金情報は、随時、公開されているため、いかに補助金情報を迅速に知り、自社に最適化どうかを見極めたり、申請することが社内で決まった後も、その初動を早くしたりすることは重要なことです。

Webモニタリング自動化ツールの利用は、補助金情報の収集に最適な方法です。

ご紹介したCERVNは、そのお役に立てるツールです。導入をご検討の際には、ぜひ詳細情報をご覧ください。